チャロー!インディア@森
チャロー!インディア インド美術の新時代、
先日みてきました。
前回のメサジェとはまただいぶ違った趣。
大きなもの、派手なもの、
細かい作業、適当な作業(失礼!)、
その他モロモロ、にぎやかな展覧会です。
全体的に、新しさ、斬新さ、というよりは、
「一風変わった感覚」が面白がられているような気がします。
単に「珍しいものを持ってきた」的な見方では、ちょっと残念なような。
全部インドだから、どうしてもそうなってしまうのかもしれないけど。
Thukral & Tagraの部屋をみて、あれ?この感じ、知ってるような...。
あとで調べたら、2008年4月のアートフェア東京で、見ていました!
アートフェア東京にはNature Morteという
ニューデリーのギャラリーが出展していたのですが、
かわいらしいお部屋のようなブースで、
いつもわりと空いていたのが記憶に残っています。
その作家がThukral & Tagraだったんですね。
作家名を知らずにいても、作品で「あ、これは」とわかるのは、良い。
ちなみに、ぱっと見かわいくても、実際良く見ると
全然かわいくないおっさんとかがモチーフで笑っちゃうのですが。
他に、印象的だったのは、
ネールの演説を、女性の声で
たーららららん、たーららららん、たーら、たーらら、たーらららん、
とまぁのんきなリズムで読んでいるもの。
マイクの形のスピーカーから聞こえてくるというのも、
ちょっと面白かったです。
また、その部屋の壁に切り抜かれた文字の合間から、
外の景色が見えるのも素敵でした。
森美術館はせっかく高いところにあるので、
作品設置の際に、景色を活かしたいですよね。
他にも箱みたいな作品とか、実物大?のゾウさんとか、
オプアートみたいなのとか、
何かひとこと言いたくなる、会話がはずむ展覧会でした。
森美術館にて、3/15まで開催。
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