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マルレーネ・デュマス

前にramaramaで紹介したデュマスの二つの展覧会について。

一貫してテーマは、人生の光と闇。
写真でも映画でもなく絵画で、というこだわりが
どのような表現になっているのか、興味を持ちました。

アラーキーの写真とのコラボなどもある模様。
光と闇、というタイトルはテーマとしての言葉だと思うけど、
写真そのものも、光と影のアートです。
一見、私の好みの作風ではないのですが、
都内二箇所で同時開催というのも面白いので、見てみたい。

まずは【ギャラリー小柳】にて。

闇ばかりを感じてしまいました...。
正直、あまり好きにはなれない。
私は光のほうに重点をおきたい!
現美のほうが展示規模も大きいし、そちらも見て
何か収穫を得たいと思います。

そして、【現代美術館】のデュマス展。

現美では、ギャラリーガイドに参加して正解でした。
一人で見ていたら、きっとさーっと出てしまっていたと思うのです。
一見苦手な作家でも、鑑賞のきっかけがあると収穫もあり
とても得した気分になります。

明るめのものとしては、
自画像の「よっぱらい」と、娘さんとのコラボ作品、
そして暗めのものとしては、首吊り図が印象に残っている。

女性のポートレイトが沢山等間隔に並んでいる展示は結構好き。
私は小さいものが並んでるのが好きなんだと思う。
いくつかのポートレイトは、
被い焼きした写真を現像液につけてるときのように感じました。
目と口だけが浮き出てきて、輪郭など周りはぼけているようなところが...。

デュマスの作品に、ほとんど常に影や不安やどろりとしたものが
混ざっているのには、彼女自身の生まれた土地や育ち方など
いろいろ背景が関係しているということがわかりました。
でも単純に「わっはっはー」というHappyな気分を描いたものがあれば、
それも是非見てみたいなぁと思いました。

ちなみに今回は、税関を無事通れる程度の作品のみが来ている。
もっと過激な作品がオランダやドイツで見られるようです。

そして、いま現代アートの市場で、
作品に最も高値がついている女性作家、らしい。

さてさて、あなたは彼女の作品を、寝室や書斎に飾りたいですか?

現美の常設のほうでは、水面が広くなったReflectionに再会。
岡本太郎や、話題の会田誠なども見られますょ。

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